気が弱い私が克服のために行った方法、メリット、そして生まれつき?

気が弱い人って、私以外にもたくさんいますよね。

そういう私もとても気が弱くて、私のところを訪問してくれた人に、

  「ここでは タバコは

   吸わないでください!」

なんていう言葉なんか、

とてもとても、言えたもんじゃなかったです。

だいたい、気が弱いっていうのは克服することができるんでしょうか?

私も実は困っていたのですが、

箱田忠昭さんという方のオーディオブックというのを聞いた時のことで、

   営業トークも練習が必要

という話を思い出して、

   よし、練習をしてみよう

と思い立ってやったことを紹介したいと思います。

もちろん、

あくまでも、これは私がやったことの紹介です。

こうすれば、必ずうまく行く なんていう話では

ないですので、その点はご了解ください。

それと、今回の話は、

   ある人に

   はっきりとものを

   言うことができた。

という話ですが、

その人というのは、いつも顔を合わせる身近な人ではありません。

本当にときどきしか会わない人が相手でした。

もしあなたが試そうとした相手の人が

家族や学校の友達みたいな、身近な人だった時、

身近な人に突然強く言ってしまったら、

その後がどうなるか、どうするかを考えてから

試してくださいね~。

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気が弱い私が克服のために行った方法は

   何事もトレーニング

が大事だということは、私も前々から分かってはいました。

でもやっぱり本当には分かってはいなかったんですね。

そして、それを身に染みて感じてしまう日がやってきたのです。

ある時、私の家に知り合いの人が来ました。

いや、別にそれはなんでもないんですが、

ただ、その人は

   タバコを吸う人

だったんです。

そして、私の家に来た時も

ごく当然のように、タバコを吸ってたんです。

でも、私の家ではタバコを吸う人はいません。

私もだいぶ前に禁煙してました。

なので、家の中の空気がきれいになって

よかった~ なんて思っていた時だったんです。

それなのに、その人が私の家でタバコを吸うもんだから、

とっても気になってしまったんです。

まぁ 来るとはいっても、本当に時々ではあったんですが。

でも、気になりだすと気になってしまうんですね~。

私としては、

   私の家では

   タバコを吸わないで欲しい

と言おうと考えたんですが、

気の弱い私には

  「ここではタバコを吸うな!」

なんて、とても口にすることができませんでした。

それでも、また

その日がやってくることになってしまいました。

それから

   あ~でもない、

    こ~でもない!

なんて、いろいろ悩んだのですが、

ある時、ハッと気づいたんです。

   そうだ!

演技をすれば、いいんだ!

うん、役者にでもなったつもりで演技をしよう。

   よしっ、

    練習だ! 練習だ!

ということで、ひとりになれる場所は

どこかな~ ???

っということで考えてたら、ありました。

   車の中

でやることにしました。

車の中で ひとりだけになって、

その人が隣の座席にいて

いま、まさにタバコを取り出そうとしている

瞬間をイメージしながら ・・・

  「この家ではタバコを

   減らしてもらえますか?」

と、このセリフを言おうとしたんです。

   がっ!!

我ながら、ビックリでした。

   言葉が出てこない!

車の中にはひとりだけしかいない!

周りには誰もいない!

誰も聞いてなど、いない!

   はずなのに~ ???

私の口は、堅く閉じたままで、

   口がまったく、

    動いてくれないよ~

私は車の中で、たったひとりで

バカバカしい緊張をしていました。

頭の中だけなら、どんなきつい言葉でもスラスラと出てくるのに、

実際に口を動かそうとすると

   口が動かなくなってしまう

こんなこと初めて知りました。

でも、そこで気が付いたんです。

   そうか!

   ここを突破すれば

    できるんだ!

そこから、いろいろと頑張って

やってみましたよ~

  「ここではタバコを吸わないでください!」

  「少し、タバコを減らしてくれます?」

  「タバコ、減らした方が いいよ!」

  「タバコ、吸わないでよ。」

  「ここではタバコ、減らしてくれるかな?」

とまぁ…

手を変え品を変え、強く言うのがいいのか、

穏やかに言うのがいいのか、

にこやかに言うのがいいか、厳しい顔がいいのか、

いろいろと試してみました。

この間、結構バカバカしい緊張をしながらだったんですね。

いや~、不思議な経験でした。

でも、おかげで、何とか少しは言えるようになってきたんです。

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そして、ついに

  その日がやってきました。

ひとりで勝手に緊張していました。

誰にも気づかれることはありませんでした。

(たぶん)

そして、いよいよイメージした

場面がやってきました。

その瞬間、

   私の口は

   勝手に動いてくれました。

そうなんです、

考えたわけでも、なんでもなかったんです。

  「この家では

   ちょっと、タバコを

   減らしてくれえますか?」

と、

言葉が勝手に、

   口から出ていた

んです。

自分でも、ちょっとビックリしたんですが、

相手の人も意外な言葉に ビックリしたみたいで、

  「おぉ わりぃわりぃ!」

なんて言いながら、

   タバコを引っ込めて

くれました。

私は、内心で

   ヤッター!!

と、満面の凱歌を奏してしまいました。

しばらくしたら、外に少しの間、出て行ってたんですが、

どうやらタバコを吸ってきたようでした。

以後、私の家に来たときは、いっさい

タバコを吸わなくなってくれました。

その代わり、よく外に散歩に出て行くように

なりました。

自分でも忘れられない経験でした。

気が弱いのは生まれつきなの?

でも、

だからといって、

   自分は

   気が強くなった

なんていう感じはなかったんですね。

もしかして、

   気が弱いのは

   生まれつき

なんでしょうか?

アメリカのハーバード大学での実験によると

もしかしたら、そうかもしれない、

なんて思わせる実験が あったらしいです。

生後6か月の赤ちゃんに、

音を立てたり、揺らしたりという刺激を

与えて反応を見る、という実験をしました。

すると、中にはすぐに反応して、泣き出してしまった赤ちゃん達や、

どんなに刺激を与えても、平然としていた、強い赤ちゃん達もいたそうです。

これ、「鈍感力」とでも言えるんでしょうね。

そして、この鈍感力を持った赤ちゃん達は、

その後の追跡調査で、リーダータイプになる人が多かった、ということでした。

こんな実験を聞かされたら、

   やっぱり、生まれつき!

なんて、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。

でも、大丈夫ですよ!

練習で、トレーニングでカバーできます。

自分の経験からの話ではありますが。

この、

   トレーニング

    = 演技

の威力は、これまた抜群なんです。

詳しいことを忘れてしまったのが、ちょっと残念なんですが、

アメリカでの話でした。

おおまかな内容は、

  ある俳優さんが、

   心の病を抱えた人を演じました。

  ところが、

   一生懸命に演じた結果

   その俳優さん自身に

   その心の病の症状が現れてしまった

  ということでした。

  ところが、

  その頭のいい俳優さん

   症状が現れた時と

   反対のことをやって、

   その症状を解消させてしまった。

というものでした。

俳優さんもすごいとは思いますし、

演技の持つ力も、これまたすごいというのを実感させてくれる話でした。

いや~ でも

それ以降、俳優さんの演技に興味が出て、

テレビドラマなどで、演技をよく見ると、

同じシーンでも、一人ひとりの立場で、それぞれに微妙に異なる演技をしていて、

   役者さんって、

   すごいんだ~!

って感じてしまいます。

これ、ドラマによっては、観ることで

   空気を読む

   人の感情を知る

ためのトレーニングができるんだ!

ということをいま、感じています。

   急に無口になったり、

   さりげなく目線を外したり…

気が弱いことにも実はメリットがある

いままでの話の中では、

気が強い人の方がいいことばかりで、

気が弱い人はダメなひと?

みたいな話になっちゃいましたが、

実は、そうばかりではないですよね!

気が弱い人にも、それなりのメリットがあります。

一番は、

  ・危険に遭遇する可能性が低い

私にはよくあるのですが、

誰かと話ていて、とても腹が立って、

こんなことを言ってやればよかった!

なんて、後で思うことがよくあります。

でも、気が弱いので、実は言えない!

でも、さらに後で考えると、

   あの時、あんなこと

    言わなくてよかった!

なんて考えることの方が多いです。

言ってしまえば、

その時は気分がスカッとするかもしれないけど、

その後は、やっぱりよくないことが待っていただろうな?

と感じるんですね。

あと、次には

  ・周囲からは優しい人と思われやすい

本当かどうかは別として、周囲からは

   優しい人

って思われることが多いみたいです。

これ、功罪両方ありますが、

やっぱり「功」の方が多いんじゃないでしょうか。

あるいは、

  ・周囲にも優しい人が集まりやすい

これも私が感じることですが、

似たもの同士、ということですね。

どうもこんな気がします。

これは得ですね。

まとめ

気の弱さを克服したい、と思った時、どうするか?

やっぱり、

  「何事もトレーニング」

なんですね。

でも、その時の相手には注意をしてください。

大切な人相手だったり、身近な人相手だったりの時は、特に注意をした方がいいと思います。

また、トレーニングで人格をすっかり変えてしまう、

なんていうようなことまではできないので、

   気が強いのも弱いのも

   人格の一部

として受け入れ、その長所を伸ばす努力の方がいいんじゃないか思います。

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