子供の成績を伸ばすために親の私がやったこと、子供の勉強法は?

子供を育てるって、大変ですよね。

小さいころはやってることでイライラさせられてばかりだったり、

学校に上がれば成績が気になって、またまたイライラさせられる、

みんな、そんな毎日なのかな? なんて思っている人は、大勢いるんでしょうね。

はて、あなたの場合は どうでしょうか?

なんて、ここで私が偉そうに言えるようなことは、実は全くないのですが、

   子供の成績を上げるため、

   私がやって、

    これはちょっとは効果があったかな?

なんて言う内容を、少しだけ書かせていただきますね。

そして、人の心を考えるのが大好きな私なので、

自分がやったことが、どんな意味を持っていたのか、

人間心理からも、あーだこーだと考えてみました。

子供も、まずまずは親の期待を上回る成績をとってくれたということで、

私がどんなことをやったのか、ちょっと覗いてみてやるか!

なんて思った方、

これから少しの間 お付き合いください。

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子供の成績のために親ができること、私の体験

私は田舎育ちだったので、あんまり勉強や成績というものに拘っていませんでした。

なので、基本的には 子供の成績には期待はしてなかったんです。

  「だったら

    親の期待を上回るのは

    当たり前でしょう!!!」

いえ、いえ、いえ ・・・

いや、もしかしたらそうだったのかも…

えっと、 その話は 置いときまして、

私の子供が生まれるとき、

父親としての私に 何ができるんだろうか?

で、考えたのが

   英語

でした。

    (これは こちらで紹介してます)

ところで、そのころなんですが、

私自身は

   自己啓発系

に凝ってたんですね。

もともと、人の心というものに興味があったせいで、

人の無意識、潜在意識というものに、ずいぶん注意が向いていたんですね。

そんなある時、無意識というものを強く意識させられた出来事があったんです。

ある日、千葉県の「ワンパク王国」というところに

子供を連れて遊びに行った時のことなんですが…

バギーに乗った小さな子が、はしゃぎながら

   「あ!

    〇〇 が △△ になってる!」

と、そっちを指さしながら、と言っていました。

それを聞いて、バギーを押していたおじいさんの返事、

私はきっと、

    そうだね!

と言うと思ったのですが、、

でも ・・・
おじいさんの返事は

    そうだよ!

でした。

この違い、感じてもらえます?

ね、

   違いますよね?

この、「そうだね!」 と 「そうだよ!」

ニュアンスの違いですよ ・・・

これに関して、ですが、

そのちょっと前に、テレビで聞いたこと

  「まったく、あなたは

    何にも できないんだから!」

という親の言葉を、子供は素直に信じてしまう、

という話が とっても気になってた時だったんです。

なので この

  「そうだね」 と 「そうだよ」

の違いも

私にはとても気になってしまったんです。

  あれ~?

    ん~?

なんて、しばし頭をひねってました。

そうすると、何となく感じてきましたよ。

  そうだね = 相手に同意する

       : 相手に敬意を払っている

  そうだよ = 相手に教える

       : 相手を自分より下に見ている

感じたのは、こういうことだったんですね。

つまり、無意識のレベルでは

  「そうだね!」 は

     あなたは とても優秀なんだよ

と言っていて、

  「そうだよ!」 は

     あなたは 私より劣っている

と言っていることだったんです。。

この

   「無意識レベルでの説得」は

    とても強力だ!

ということは 自己啓発系の勉強で強く感じていたので、

30年近くたった今でも まだ覚えています。

子供の成績を伸ばすために効果的だったのは何か

この、

   「そうだね!」 と 「そうだよ!」

での 効果の違い、

何か心理学的なことで、あったような気が …

と思っていたら、

ありました ありました~

   ローゼンタール効果

別名

   ピグマリオン効果

というやつです。

これ、アメリカ・サンフランシスコの小学校での実験で、

物々しい名前の知能テストを行い、将来伸びる子の名前を

先生にだけ、こっそり教えたのですが、

1年後、本当に成績が伸びていたそうです。

でも、伸びるとされた子というのは、

実は ランダムに選ばれただけだったんです。

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正に、「信じる者は救われる」じゃないですが、

   信じる力

の威力じゃないですか!

そうすると、もう、子供を信じるしかありません。

ところで、子供を信じるのにじゃまなものって、何?

で 出てきたのが、親の

   子供への期待

でした。

だって、期待するっていうことは、

子供の、いまのいまは

   「親の期待より

     劣っている!」

ということですよね。

こうやって、毎日毎日、子供の劣っている点、

イライラすることばかり考えていたら、

どうやったって、

   こいつは ダメな子だ!

って、思っちゃうでしょ?

親が 本気でダメな子だって思っちゃったら、

行間で、親の思いはビシバシ子供に伝わっちゃいます。

そうしたら、あのピグマリオン効果の逆になっちゃいますよね~

なので、私の感覚としては、変に期待することはやめ、

   子供の後を付いていく

   いつも後ろから応援する

こんな感じでした(だったと思います)。

フィールドアスレチックが好きと分かったら、

よく子供をフィールドアスレチックに連れて行きました。

好きになれば 得意にもなります。

いつしか、一本のロープの上を、レンジャー部隊のようにするすると渡っていけるようになってたのには、驚きました。

多分、これでずいぶん自信を付けたような気がします。

子供がテレビゲームに凝っていた時は、私も一緒にやりましたよ!

   マリオパーティー

   マリオストーリー

   マリオカート

マリオカートはかなり面白くて、私もはまってしまいました。

そしてこういうものって、本気で子供に勝とうとしても、なかなか勝てるもんじゃないですよね。

クソッと思いながらも、

   これが子供の自信になるなら

    ま、いいか

ぐらいなもんでした。

おかげで、(かどうか?)

新しいゲームをやろう、などと思ったとき、

   いちばん難しいレベルに

   最初から挑戦したい

というクセができていたんです。

そんなころ、(小学校5年生の冬)

私の家にも 塾のパンフレットが入ってきました。

中学校受験のための塾で、

   Aコース

   Bコース

   難関コース

などの説明があったのですが、気になったのは、最後の

  「難関コース」

という言葉でした。

何の話かは分からなくても、「難関コース」だというなら、やってやろうじゃないか!

なんて、子供が思いそうな気がしたので、

  「おい!

   この難関コース

   やってみるか?」

なんて、しれっと聞いてしまいました。

子供がこの話に乗ってきて、その塾に行ってみると、

申し込みの前に適正検査(?)なる試験を受け、結果がでたところで、担当の方に親(私)が呼ばれました。

  「お父さん

   お子さんをこのコースに

    入れたい気持ちは分かります。

   でも、この結果を見てください。

    ムリです!」

結構、説教されてしまいました。

それでも、急転直下の中学受験モードに入ってしまいました。

子供はどんな勉強をして成績を向上させたのか

自己啓発系の勉強のせいか、どういう褒め方が効果的か、

ということは、私自身 かなり考えていたような気がしましたが、

子供が中学1年の時、定期試験で予想以上の成績を取ったので、

チャンスとばかり、学校への通信欄に

  あまりの成績のよさに、

    びっくりしました!

  子供も授業が

    楽しいようです。

と書きました。

子供が、これを盗み見することは想定内でした。

このことが 影響があったかどうかなどは

分かりようもありませんが、少なくともその後、授業は本当に楽しいようでした。

ノートに、資料の切り張りだったり、色を付けたりと、ノートを見た私の方が、へぇ~、と思ってました。

聞いた話ですが、授業を聞いている段階で、勉強の内容は

かなり分かったように言っていました。

家ではあまり、机に向かっての勉強はしていませんでした。

「勉強をしなさい」と言った覚えは ほとんどなく

子供の勉強スタイルは、テレビを見ながら だったり、横になりながらだったりでした。

いま思い返すと、テレビを見るというよりも、家族がいる場所に来たかった、ので

テレビのある場所に来たのかも?

なんて感じています。

横になっての勉強は、

頑張って勉強している、というより、

   面白いから

   教科書を読んでいる

に、ほぼ近い感じに見えました。

まとめ

子供の成績、それ以外でも

影響を与えることができたのは、

  「子供に敬意を払えた!」

ということかな と感じてます。

母親が子供を「自分の分身」と捉えるのに対して、

父親はやや離れて「人間 対 人間」として向き合いやすいのかな、と思いました。

ヒカルの碁 や ドラゴン桜 のマンガを子供が見つけてきて、私も一緒に読んだのですが、

ドラゴン桜などは、かなり勉強の役にたったようです。

というか、私自身にもおおいに勉強になりました。

結果、

  「親が教わる」

こともやり易かったんじゃなかったかな?

私のところに子供が突然やってきて、話し出します。

  「世界の大陸って、

   新しい大陸と古い大陸が

   あるんだってね!

   新しい大陸は、

   高いところは 険しくて

   人が住めない

   でも、アフリカのような

   古い大陸は 高地でも

   なだらかで、

   人が住めるんだ!」

へ~ なんて、私は感心して聞いていたのですが、

ひとしきり自慢し終えると、戻って行って、

次のネタを仕入れて、また私のところで話していく、

なんていうことが何度かありました。

このことから感じるのは

   教える教育

よりも

   教わる教育

の方が、子供がある程度以上の年齢になったら有効なんじゃないか、と感じてます。

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