子供は褒めると叱るのどちらが大切?褒め方叱り方は個性も考えて

あなたはいま、子育て中ですか?

子を持つ親なら誰もが子育てでは、てんてこ舞いですよね。

いつも、イライラさせられて怒ってばかり、

  ホント 大変です

でも、

  怒ってばかりではいけない

と考えたあなた、ここではっと思い直します。

  はて、

    子供は 褒めて育てなさい

なんて言われたことがあるぞ。

  う~ん!!

    褒めることと 叱ること

    いったいどっちが大事なの~?

そんなあなたと一緒に 考えてみたいと思います。

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子供は褒めることと叱ること、どちらがいいの?

褒めて育てるのと叱って育てるの、どっちがいい?

って、きっと

   どっちも必要

ですよね。

   褒めるべき時は褒め

   叱るべき時は叱る

という 何と言うか、とても当たり前の話なんですが…

だ か ら !

   褒めるべき時って いつ?

   叱るべき時って いつ?

っていうのが本当の問題なんですよね。

以前ですね、「プリズンドッグ」っていう、

刑務所内で犬を訓練する番組をやっていたんです。

あっ! あなたの子供さんが犬だと言いたいんじゃないですからね。

でも、こういったところは、犬も人も同じじゃないですか、

   「快を求めて 苦を避ける」

で、

ここで見たのは

   一生懸命褒めている

ということだったんです。

   Good boy! (いい子だ!)

   good boy!

   Uh-oh   (おっとっと!)

でも また

   good boy!

おすわりをしたと言っては、 ”good boy!”

隣に来たと言っては、 ”good boy!”

犬も褒められていることは よく分かるみたいです。

そして 褒められれば 誰だって気持ちがよくなる。

で、

気持ちがよくなると

次はどうしたくなると思います?

   もっと気持ちよくなりた~い

ですよね~。

   もっと褒められたい、

   もっと喜んでもらいたい

これ、犬でも人でも同じ、

   本能!

なんです。

あれっ

あなた もしかしてこんなこと思ってませんか?

   でも子供は 褒めた時より

   叱った時の方が

   効果があるぞ!

でも、実はこれ

   錯覚!

が絡んでる場合があるんです。

「錯覚の科学」 なるものが 放送大学の授業であるんですが、

ここで紹介されていました。

例題の内容はちょっと変えますが、

サイコロの例で考えてみますね。

ある人が言うには、

   このサイコロは

   褒めると成績が下がって

   叱ると成績が上がる!

なんじゃ そりゃ?

言い分はこうです。

   6はいい点数で 1は悪い点数なんですが、

   6が出たから褒めてやると

     次は必ず点数が下がる

   でも、1が出てきつく叱ると

     次は必ず点数が上がる

「錯覚の科学」を聞いていると、人はいろんな錯覚に陥るみたいでした。

これも錯覚のひとつだそうです。

じゃあ~

  「あなたは どうだったの?」

なんて言われそうな気も…

え~っと …

  私の場合は、 基本、

   ほとんど 褒めました!

「でぇ その結果は???」

みたいな声が 聞こえてきそうですが …

   そ~ですね~

   特別 どうということも

     ないんですが …

   あ、

   親子関係だけは

     良好です

ちょっとトーンが下がった  かも …

子供の褒め方や叱り方って、ワンパターンじゃダメだよね?

さっき 人と犬は違うんじゃ?

なんて思った人も いたかも。

たしかに 違いますよね~

どんなにメールで褒めても 犬は喜んではくれないかも …

昨日のことを どんなに褒めても 犬には分かってもらえないかも …

こう考えると、やっぱり

   人は高度

なんですね。

ところで、

   人を褒める

って、

もしかして、

   言葉で褒める

ってことしか考えてない なんて

ないでしょうね?

いや、

たしかに口で褒めるというのも ありとは思いますが …

あの心理学者のアドラーっていう人が

何て言ってたか 知ってます?

  アルフレッド・アドラー

  「人を褒めることも、叱ることも

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   能力のある人が

   能力のない人に下す 評価

な~んて 言ってくれています。

うん!

だから、

   褒められた人も

   気分がいいかもしれないけど

   褒めた人も 気分がいい

んでしょうね。

いや、

だからこそ、

褒めることが 逆に気分を害することになることも、十分あるわけで、

   ちょっと注意が必要

ということなんですが …

あれです、あれ

犬を褒めるのに、たしかに

good boy!, good girl!

なんて言ってはいましたが、

犬に英語や日本語が分かるわけじゃないですよね。

   表情だったり、

   声の調子だったり

   態度だったり

で褒めているわけで、結局

   本気で褒める

って言うことなんですよね。

ちなみに、私の褒め方の得意技は

   驚く!

ことです。

子供が成し遂げたものを見て

   おぉ~!

と軽く驚いて、

やや間を置いて

   パチパチパチ

と小さく (小さくです!) 拍手します。

この褒め方で 失敗した記憶はありません。

きっと子供は 自分が褒められたなんて思ってないかもしれませんが、

にっこにこです。

内心は きっと

   よし うまく行った

   またやってやろう!

なんて思ってるに違いありませんね。

褒めるといっても、広い意味で考えれば

いろんな褒め方がありますよ。

   ・笑顔を見せる

ニヤッとしたり、満面の笑みだったり、半笑いだったりと

使い分けられる人がいたら、結構強力かも。

あとは、

   ・一緒に喜ぶ

一緒に喜んであげたら、距離感がぐっと縮まりますね!

   ・感謝する

これは親にとって、ちょっとハードルが高いかな?

でも、親が子供に感謝をしたら、

子供も親に感謝することを覚えるでしょう。

   ・話にじっくりと耳を傾ける

これができたら、これって

   「心理カウンセリングの基本」

なんですよね。

子供にとって、どんなに心強いことか …

あ、

   褒める と 叱る

の 叱ることも時には必要ですでしょう。

というか、「叱る」があるから「褒める」が効果があるわけで、

いつも「褒める」だけだと、空気みたいなことになっちゃいますね!

ただし、「こっぴどく叱る」っていうのはやめましょう。

とはいえ、

子供をしっかりみていさえすれば、

自然に、褒める材料も、叱る材料も、ふんだんに見えます。

そうそう!

叱るときの注意として、NLPという理論(理屈?)で

こんなことが言われてたんですが、

たしかに! と思うところがあったので、参考までに。

叱る時、大きく分けて

   A:人(人格)を叱る

   B:行動を叱る

とあるうち、Aの「人(人格)を叱る」はやめましょう。

   × 「あなたはダメな人だ」

   〇 「あなたのあのやり方はダメだ」

褒めるんなら 人を褒めてもいいけど、

叱る時は行動を叱るようにしましょう。

人格を否定されたら、心が傷ついちゃいます。

子供の個性を見たうえで、褒めたり叱ったりを考えましょう!

そして、叱るときに気を付けて欲しいのは、

子供にも個性がある ということです。

子供のころから 傷つきやすい子、

その反対に 強い子がいるようです。

アメリカ ハーバード大学で、こんな実験がありました。

生後6週間の新生児に 実験を行っちゃったそうです。

赤ちゃんに

音をたてたり、揺らしたり、と

いろんな刺激を与えて、その反応を見る、

というものでした。

多くの赤ちゃんは、当然ながら平均的なんですが、

下位10%の赤ちゃんは

  どんな刺激にも敏感に反応し、

   すぐに怖がった

反対に、上位10%の赤ちゃんは

  どんなに揺らしても 動じない

という結果がでたそうです。

生後6週間ですでに個性があるんですね。

そして 動じない、上位10%の赤ちゃんは

20歳になった段階で、なんと

   社会的に優位な立場

にあったそうです。

「リーダータイプ」ということのようでした。

もし、動じないタイプの人だったら、

多少叱っても大丈夫でしょうが、

反対に、敏感に反応し、怖がるタイプの人だったら、

叱るときは注意をしなければいけませんね。

傷つきやすいですからね。

ちなみに、私はきっと、下位10%の

敏感に反応するタイプだと思っています。

まとめ

子供を育てる上で、褒めるも叱るも大切ですね。

でも、基本は褒めることです。

9褒めて、1叱る、ぐらいの比率がでいきましょう。

でも、単なる数値の問題ではないことは当然ですね。

いつ褒めるべき時か、いつ叱るべき時か、

しっかり見極めましょう。

あと、当然ながら、

ここでの意見は、ひとつの意見です。

絶対的なもの、などという気はありませんので、

そこは ご了解をお願いします。

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