サンタクロースを子供に説明する時、本当にいるはOK?信じる意味は何?

子供にとってはパーティーがあったり、嬉しいプレゼントがあったりと、

楽しみがいっぱいのクリスマスですが、お父さんお母さんにとっては

今年もサンタさんからのプレゼントをどうやって無事届けようか?

なんて、ちょっとだけ心配もあるようですね。

  「サンタクロースからの贈り物なのに

   どうしてあの店の名前が書いてあるの?」

なんて突然聞かれたりしたら、それこそ冷や汗ものです。

このあたりは、どうしましょうか?

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サンタクロースのことを子供にどう説明する?

子供が小さいころは、親の言葉を素直に信じてくれますので、比較的楽ですね。

  「サンタさんからの贈り物が届いたよ~」

と言って朝プレゼントをあげれば、子供は素直に信じて大喜びするでしょう。

でも、いつかはサンタクロースは実は親だったっていうことに気づきます。

時期は人によって大きくばらつきますが、平均的には8歳(小学三年生)ぐらいで、

学校での話でうすうす気づくようですね。

でも、子供も実は信じたいと思っています。

そして、お母さんから

  「サンタさんからのプレゼントは

   信じている子のところに来る」

なんて言われたら、一生懸命信じちゃうでしょうね。

でも中には、

  「サンタは親だろ」

なんて、はっきりと言ってくる子もいるんですが、そんな時お父さんも

  「いや、サンタに頼まれたんだ」

なんていう、楽しいだまし合い?もあるようです。

あるいは、さすがに中学生になってしまうとだまし切れなくなって、

  「中学生になったら

   サンタさんは来ない」

と言っている親も多いようです。

でも、小学校高学年や中学生になると、下の弟や妹に、親と一緒になって、

  「サンタはいる」

と言ってくれたりして、頼もしく振舞ってくれることもあるようです。

でも中には、サンタが実は親だということをうすうす気づきながらも、

  「サンタさんには○○を頼んだから

   お父さんは△△を買って!」

なんて、したたかに言ってくる子もいるようです。

ところで、子供に

  「サンタさんは、いい子にしてると

   来てくれるんだよ」

みたいに、つい「いい子」と言ってしまいたくなるかと思いますが、この

  「いい子」

について、子供は

   自分がいい子かどうか

   評価されることに

   恐怖を感じている

という説もあるようですので、いい子という条件は付けないでおくか

  「あなたはいい子だから」

ぐらいにした方が、優しいかと思います。

サンタクロースって本当にいるの?って聞かれたら

  「サンタクロースって本当にいるの?」

なんて、子供に本気で聞かれてしまったら、ちょっと焦っちゃうかもしれませんね。

サンタクロースは、言うなればファンタジーの世界の人ですから、

いるとも、いないとも、断定できないところがちょっと苦しいですね。

でも、こんな風に聞かれてしまう、ということは、

子供もある程度疑いを持ち始めたということでもあります。

「サンタは親」というツッコミに、お父さんがぬらりくらりとかわす、言わば

  親子のゲーム

の感覚で答えることができれば素晴しいでしょね。

ただ、子供の追及にたじたじとなって、つい

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  いままでウソをついていた!

なんて言ってしまうのは、子供に気の毒です。

いままでの親の言葉もみんな嘘だったのか? なんて思われてしまいかねません。

どの子も、サンタクロースのことは、いずれは分かることですし、

子供が信じている、信じられる間は、それを大切にしてあげたいと感じます。

サンタクロースは、物語上のサンタクロースだけじゃなくて、

  「子どもに夢をあげたい

   という、親の気持ち(愛)の

   表現のひとつ」

でもあるんだろうと思います。

ところで、サンタクロースの起源が何だったのかを調べると、
(いろんな説があるようですが)

   西暦350年ごろ、
   セント・ニコラウスという人が
   貧しい貴族の家に
   黄金の袋を投げ込んで
   そこの娘を救ってあげた

というのが起源で、この逸話が発展して、

   サンタクロース
  =子供にプレゼントを贈る人

として、サンタクロースのイメージが出来上がりました。

ということは!

   子供にプレゼントを贈るお父さん、お母さんは

   その子にとってのサンタクロース

ということになりますね。

ならば、

  「実は、サンタクロースなんていない」

なんて言う必要は、全くありませんよね。

ところで、

   セント(聖)・ニコラウス

はオランダ語で、

   シンタクラース

と呼びます。これがなまって「サンタクロース」になったようです。

サンタクロースを信じることの意味って何でしょう

嘘や秘密は、自分を守るための小さな武器と言えるでしょう。

そして、サンタクロースの話も、ウソといえばウソではあるんですが、でもこのウソは

  「遊びのひとつとしてのウソ」

と言えます。

夢やファンタジーを支えるウソで、サンタクロースの話もこちらのウソの部類に入ります。

「ごっこ遊び」というのは、この「遊びのひとつとしてのウソ」になり、

ウルトラマンだったり、怪獣の真似をしたり、おままごとだったりと、

子供の世界では、遊びの比較的重要な位置を占めています。

その子供の世界に親が入っていって、一緒に遊んであげるとも言えるでしょう。

サンタの正体は、いずれは子供も理解する時がくるし、バレます。

「サンタは親だった」のウソがばれても、そのことで子供が親を恨むことはありません。

なので、親からはできるだけサンタの正体が誰かは、言わないであげた方がいいでしょう。

子供もいつかは自分が親になり、自分の子のためにサンタさんになる日がくるでしょう。

そんな時、昔の思い出話でも親子でできたら素晴らしいでしょうね。

  「お前がこんなこと言ったから、

   俺、あの時冷や汗かいたんだぞ!」

なんていう裏話でも聞けたら、最高ですね。

まとめ

このサンタクロースのプレゼントの習慣は、何百年、いやそれ以上の間

親から子へ、子から孫へと世界中で受け継がれ、支持されてきた習慣です。

この素晴らしいウソの世界、

  子供にばれるかも!

なんていう、ちょっとしたスリルを味わいながらも、親の愛(慈しみ)を

子供に捧げる絶好の機会として、できるだけ長く楽しみましょう。

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