こころと脳に違いはあるのか(心は生きている)

「脳とこころは同じ」という話もよく聞きますが、本当に同じなんでしょうか。

私には、どうも同じには思えません。

どうしても別物のように感じてしまいます。

以前、ある方のブログを見せて頂いてて、

「身体は乗り物」

と表現された方がいらっしゃいました。

私もよく似た思いを持っていましたので、ちょっと嬉しくなりました。

私もほぼ同じ、

  「身体が車 心が運転手」

    (脳は身体の一部)

というふうに感じています。

確かに、外から見たら、車も運転手も同じように見えるかもしれませんけどね。

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また、以前「プロフェッショナル」というテレビ番組で

九州福岡で、認知症介護のグループホームの責任者を務める

大谷るみ子さんという方の紹介がありました。

大谷さんは、介護のことを、

  「介護は ファンタジー」

と呼んでいました。

そして、ナレーションが

   認知症は脳が委縮して起こる病気だ。

   記憶力や理解力が低下し

   コミュニケーションを取るのが難しくなっていく。

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   根本的に直す手立ては まだない。

   だが大谷は ひとつのことをよりどころに

   お年寄りと向き合う。

       「心は、生きている」

   認知症になって

   様々な能力が失われても

   多くの人に 感じる心は、残っている

と語ってくれました。

これ以降だと思いますが、この

  「感じる心」

こそが

  「いのち」

に違いない、と思えるようになりました。

 「脳も体も

  「感じる心」にとっては

   道具でしかない」

と思っていたとき、

放送大学の 「音楽・情報・脳」 という科目の中で

本田学先生が

    「理性は 情動のしもべ」

と言ってくれました。

あ、

  「脳は 心のしもべ」

で間違いないんだ!

と、より強く思うようになりました。

それにしても、脳はどこにあるのかは分かりますが、

でも、心はいったいどこにあるんでしょう?

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